今日は『太陽光パネルが800wまで大型に!』なった話です。
このニュースを見て個人的に「世界の進み具合は本当に早いなぁ」って感じます。
今や脱炭素の話題に欠かせない太陽光パネル。
日本でも数パーセントですが太陽光発電を取り入れています。
ここ2年ほどで太陽光パネルも大型になり高出力を出せるように開発が進んできています。
僕の後輩が住宅の太陽光発電の工事をやっていてたまに手伝いにいきました。
メーカーはパナソニックで1枚230wくらいの出力でした。
それでもだいぶ昔よりは一回りくらい大きくなり出力しています。
800wの太陽光パネル
2009年あたりからパネルの大型化が進んでいます。
特にここ2、3年でさらに大型化が進み現在はカナダのパネルメーカーが800wを打ち出しました。
大きさは縦横大体2mくらい。
正方形に近い形をしています。
一人で持ち運ぶことは難しいですね。
僕らが屋根上でパネルを運ぶときは長方形の形をしていたので一人でも運ぶことが出来ました。
ここまで大型になると2人作業が必須です。
設置作業の効率化
ここまで大きいサイズになると住宅の屋根ではなく、メガソーラーにあてた商品です。
大型化、高出力にするうえで作業効率は上がります。
先ほど話したように日本で扱うサイズだと一人でも運べます。
ですが設置するときは2人作業になります。
なので全てを2人1組でやることで作業効率は良くなります。
それにパネルが大型になれば、それだけ設置枚数は減ります。
そして当然接続ケーブルも減ります。
それを考えると電気的接続作業が減るだけで、作業工程が減ります。
僕は最大2Mサイズのメガソーラーを請け負った経験があります。
パネル数は2880枚。
メガソーラー用に電柱を4本建てて、高圧ケーブルを130m延線してキュービクルを設置するなどで大規模工事を経験しています。
工事をしているときは必死でしたので設置後のことは深く考えたことはありませんでしたが、パネルには2、30年の寿命があると聞きます。
「そのとき、どうするのかなぁ?」
これが今の感想です。
それでは今日も一日、ご安全に!