電気工事の仕事をするタメの資格とは?【資格取得のポイントをまとめました】

電気工事をするタメの資格とは?【資格取得のポイントをまとめました】

電気工事をするタメの資格とは?【資格取得のポイントをまとめました】

電気工事の仕事に必要な資格が知りたい人

ヤザキ電気

「電気工事の仕事ってどんな資格がいるの?」

「電気工事の仕事に必要な資格を取るにはどうすればいいのかな?」

って考えていませんか?

 

電気工事の仕事をするには資格が必要となります。

 

しかし資格がなくても電気工事の会社に就職はできます。

 

僕もネクタイをしていたサラリーマンからの転職で無資格で電気工事の会社に就職しました。

 

そこから仕事をしながら資格を取得した感じです。

 

電気工事に関する資格はたくさん存在しますが僕的にはこれから紹介する資格があれば十分、飯は食えます。

 

どんな資格が必要か?

 

結論、第二種電気工事士です。

 

もう一つ上の第一種電気工事士っていう資格もありますが、とりあえず考えるのは第二種電気工事士です。

 

この資格さえあれば日本全国どこに行っても電気工事の仕事が出来ます。

 

しかも必ずと言っていいほど、この世から無くならない仕事です。

 

そんな魅力のある資格ですので興味がある方はこの記事を最後まで読んでくださいね。

 

僕の紹介を簡単にします。

 

ネクタイをしていたサラリーマン時代を8年経て電気工事の世界に飛び込みました。

 

いわゆる転職組ってヤツです。

 

今は電工歴16年、電気工事の会社を一人で立ち上げ現役続行中!

 

記事の信頼性担保につながると思います。

 

目次

電気工事をするタメの資格とは?

電気工事をするタメの資格とは?

 

電気工事の仕事を本格的にするには国家資格が必要です。

 

電気工事士は電気工事士法という法律のうえで電気工事を行います。

電気工事士法

電気工事士の欠陥による災害発生の防止を目的としています。

 

電気工事を行うための資格にはいくつかの資格が存在します。

 

今回は僕が取得している資格を紹介します。

 

僕が取得している資格は一般的に必要とされていますので参考になるかと思います。

 

それに電気工事に関する資格の中で最も数多く取得を目指される資格にもなりますので、最後までお付き合い下さい。

 

電気工事と言えば第二種電気工事士

第二種電気工事士

 

 

電気工事士の代名詞とも言える第二種電気工事士

 

電気工事士=第二種電気工事士って言われるくらい電気工事の仕事に必要な資格です。

 

電気工事の仕事をしていくのにこの資格なしでは語れません。

 

ぜひ、電気工事で飯を食っていきたい方は第二種電気工事士を取得しましょう。

 

無資格で電気工事を行うとどうなる?

 

電気工事士法の内容の1つに無資格での電気工事には「3万円以下の罰金、または3ヶ月以下の懲役」が科せられます。

罰則

 

僕の周りでこの法律に引っ掛かって罰を受けた人は聞いたことがありませんが、このように法律で定められています。

 

低圧電気取扱業務特別教育

 

もう一つ特別教育の中で「低圧電気取扱業務特別教育」っていう資格があります。

 

この資格は受講する機関によっても違いますが、ほとんどが1日の講習で取得できます。

 

受講料も機関により違いますが1日で1万円前後って感じです。

 

今ではWEBでの受講も可能ですので関連サイトで調べてみてください。

 

低圧電気取扱業務特別教育とは?内容や対象者を解説

 

僕も受講して取得していますがゼネコンなどの仕事ではこの資格を持っていないと指摘されることがあります。

ゼネコン

 

特に仮設の分電盤などの作業に必要なので電気工事士とセットでこの資格を持っていると良いでしょう。

 

低圧電気取扱業務特別教育を受けずに作業するとどうなる?

 

低圧電気取扱業務特別教育を受けずに作業するとどうなるのでしょうか?

 

結論、事業者に対しての罰則があります。

罰則

 

罰則内容は「6ヶ月以下の懲役または50万円以下の罰金」です。

 

結構、重いですよね。

 

特別教育は作業する人の安全を確保するタメにつくられていますので、自分が作業することに該当するなら取得しておくことをおススメします。

 

資格がなければ電気工事をしてはいけないの?

 

資格が無くても電気工事は出来ます。

 

しかし制限があります。

制限

 

電気工事でも軽微な作業であれば行うことが出来ます。

 

経済産業省【電気工事士等資格が不要な「軽微な工事」とは】

 

軽微な工事とは以下のことを言います。

(電気工事士法の電気工事の対象とならない工事で、電気工事士等の資格は不要)

 

  1. 差込み接続器、ねじ込み接続器、ソケット、ローゼット、その他の接続器又はナイフスイッチ、
    カットアウトスイッチ、スナップスイッチその他の開閉器にコード又はキャブタイヤケーブル
    を接続する工事
  2. 電気機器(配線器具を除く。以下同じ)の端子に電線(コード、キャブタイヤケーブル及び
    ケーブルを含む。以下同じ)をネジ止めする工事 等

 

軽微な作業になると一般の方でも出来ますので資格が無くてもできる作業と出来ない作業の区別をしっかりとつけておきましょう。

 

第一種電気工事士と第二種電気工事士を比べる

 

電気工事士には第二種電気工事士以外にももう1つ代表的な資格があります。

 

その資格とは「第一種電気工事士」です。

 

この資格は第二種電気工事士の1つ上のランクに位置する資格です。

一位

 

第二種電気工事士と比べて見ましょう。

 

第二種電気工事士は一般用電気工作物といって交流600v以下での作業となります。

 

簡単に言いますと住宅がいい例になりますね。

 

外に出て電柱から直接建物に電線が引き込まれている建物が第二種電気工事士で扱う対象と考えてください。(例外もあります)

 

次に第一種電気工事士です。

 

こちらは自家用電気工作物といって最大需要電力が500kw以下の電気設備が対象となります。

 

ある程度大きな施設に行くとキュービクル(高圧変電設備)って言われる電気の箱が置いてあります。

キュービクル

 

基本は外に置いてあることが多いと思います。

 

一般用電気工作物と大きな違いはキュービクル設置になると高圧受電になります。

 

一般的には6600vの大きな電圧です。

 

低圧に比べると桁が違ってきます。

 

それだけ危険度も上がります。

 

なので第二種電気工事に比べて第一種電気工事は難易度が高くなって取得するのに大変です。

 

第一種電気工事士が無ければキュービクルは触れないの?

 

結論、ダメです。

 

ヤザキ電気
「え、でも、二次側は低圧だよ。」

それでもダメです。

 

最大500kw以下の自家用電気工作物に関する事は第二種電気工士では作業できません。

 

この辺がよく間違われたりします。

 

まぁ、実際現場ではそれも関係なく作業している人も多いのが現実でしょうね。

 

しかし第一種電気電気工事士の資格が無くても「認定電気工事従事者」の講習を受ければ500kwの自家用電気工作物も作業が出来ます。

 

第一種電気工事士の壁が高く感じるのならこのような手段でとりあえず作業資格を手に入れておくのもいいかもしれません。

 

一般的にいろいろな電気工事をしている会社であればこのようなシチュエーションは必ずと言っていいほど出てくるでしょう。

 

電気工事の仕事に必要な資格の取り方

電気工事の仕事に必要な資格の取り方

 

基本、電気工事の仕事に必要な資格は第二種電気工事士って言いました。

 

何しろこの資格を取りましょう。

 

では、第二種電気工事士の資格取得のポイントは何か?

 

結論、点数配分を覚えよう。

 

理由は確実に取れる分野があるから。

 

第二種電気工事士の資格は難関資格に比べるとそんなに難しくは無いと思います。

 

ヤザキ電気
「それ、自分が取れているから、そんな風に言えるんだよ!」

確かにそう思われるかもしれません。

 

しかし、取り方の作戦はあります。

 

第二種電気工事士を取れないって言われている方で大半は全てを勉強して満点を取りに行く勢いで勉強する方が多いのかなって思います。

 

それでは僕なりの勉強方法になりますが説明していきます。

 

確実に取れる分野を探す

 

第二種電気工事士は筆記試験技能試験があります。

 

まずは筆記試験に受からなければなりません。

筆記試験合格

 

では筆記試験についてです。

 

結論、全て理解する必要はありません。

 

得意な分野から攻めていく。

 

第二種電気工事士は50点満点です。

 

一問2点の計算になります。

 

わかりやすいですね。

 

そして毎回合格ラインは異なりますが、大体が60点以上取れば合格です。

 

しかしそれでは不安なので70点を目標にしましょう。

 

ここから僕の考え方の勉強方法になりますが、基本得意なものからやっていきましょう。

 

筆記試験

筆記試験

 

筆記試験は2時間という時間の中で問題を解いていかなければなりません。

 

計算問題もそれほど多いわけではないので基本暗記することが重要になります。

 

一般問題で30問、配線図で20問、この中で

ヤザキ電気
「勉強していても飽きそうにないな。」

って感じの分野があったならそこから覚えていきます。

 

ココはどんなことがあっても全問正解できるようにしておきます。

 

僕は計算問題がまったくダメですので、ほとんど捨てました。

 

そして100%取れる鑑別と法規に集中してそのあと配線図を暗記していきました。

 

あとは出題数が多いものを中心に暗記ですね。

 

ヤザキ電気
「暗記が苦手な人はどうすればいいの?」

ここに関しては僕は講師でも教師でも無いので正しい勉強方法はわかりません。

 

僕の勉強スタイルはひたすら繰り返して覚える事、そして過去問を多くこなしていくことを重点にやっていましたね。

必死に勉強

 

ひたすらそれしかありません。

 

そして他のチャンネルでも、繰り返し言っているのがイメージを頭に描くことです。

 

材料、工具、施工方法、検査方法様々なことを自分がいかにもやっているようなイメージをつくることをおススメします。

イメージ

イメージの作り方はYOUTUBEやインスタなど動画や画像を見て自分がやっている感じをつかみます。

 

そうすることでテキストのような文字で覚えるより一つの絵や動画のストーリーで見ていく方が僕的には覚えやすかったです。

 

技能試験

技能試験

 

技能試験は40分の中で仕上げます。

 

技能試験に関しては結論、手を動かして慣れろ!って感じです。

 

やはり基本となるのが単線図から複線図に直すことですね。

 

これは毎回言われることだと思いますが、数多く複線図にする練習をします。

 

僕はまず複線図の練習問題集を1冊購入して3週くらい繰り返しやり込みました。

 

そのあと実践練習に取り掛かります。

 

実践ではまず部分的に解体して練習していくことをおススメします。

解体

 

例えばレセプタクルだけにして輪っかの作りの練習をするとか、各スイッチの渡り線をつくって差し込んで見るとか、たくさんのパターンの圧着をしてみるとかです。

 

これらの部分的な作業を完璧にして頭と手になじませます。

 

何度も何度も繰り返します。

 

出来れば毎日少しだけでもいいので工具や材料に触りましょう。

 

一日寝る前に輪っかを一つ作るだけでもいいです。

 

何かしら行動しましょう。

 

まとめ【資格をあきらめるのは簡単】

あきらめる

 

電気工事の仕事で生計を立てていきたいのなら、確実に資格は手に入れておきましょう。

 

どんなに電気工事の仕事が出来ようが資格がなければ結局はバカにされ何も言い返すことが出来ません。

 

どんな理由があっても電気工事の仕事には資格が必要って法律で定められていますので。

 

そんな重要な国家資格でも数多くの方が受かって電気工事の仕事をしています。

 

資格が取れなくてあきらめることは簡単です。

 

仕事が忙しければ少しづつでもいいと思います。

 

毎日勉強するのが大変なら週末だけでも出来ます。

 

多くの電気工事士が同じような道を通って仕事をしています。

 

どんな状況下でもあきらめずに挑戦していきましょう。

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