病院の特殊電気工事

おはようございます。
ヤザキ電気です。

今日はですね、週末ということで動画を撮って朝礼をしていこうかなと思います。
土曜日は、このような形で記事ではなくて、
何か少し違った音声とかこういう動画配信で朝礼しようかなと思いました。

少し変化があったほうが面白いかなと思ったのでこういう形取らさせていただいてます。
内容的にも僕の日常というか電気工事の話をしていこうと思うんですけど、
そうでない話も週末ぐらいはしようかなと思ってますので聞ける人いましたら是非お付き合いください。

ということで今日は3月の26日土曜日。
外を見るとちょっと今日曇りですね。
山梨は午後から雨みたいな感じです、午前中曇りなんでね。

今日これから現場行って変更があったところがあったりするので二世帯の住宅やったりしてるので、
そこの変更箇所とお客さんと設計士との打ち合わせがあるのでそっちのほう行こうかなと思ってます。
何の話しようかなと思って色々考えたんですけど、昨日の現場に僕が行ってた話しましょうか。

昨日はよく動画に出てくる後輩が居るんですけど、彼の現場に行ってきました。
五階建ての病院っていうかリハビリテーションなんですけど、
まあまあ大きい施設で各フロアに洗面台があるんですよ。

病床入院されている方や施設の方が活用する共用部分の洗面台がなんですけど、
そこの洗面所改修工事です。

洗面台が4台、4か所ぐらいあるのかな。
ちょうど並んでてその半分を区切って工事していくっていう感じなんですよね。

電気工事で何あるのかって言うと、その洗面台が今手動になっているので
そこを自動水洗に変えていくというコロナ対策ですよね多分。
補助金かなんか降りたんじゃないですかね。

それで一斉に工事をしていくっていう形を取っていると思います。
その中で電気工事は、自動水洗の電源のコンセントですね。
それを用意するという工事になります。

昨日は僕とその後輩で二階から五階まで、4フロア分の配線をしてきました。
一部天井解体と洗面台の撤去とかそういうのが終わっていた状態の中でやってきました。

既設のコンセント回路から分岐してジョイントボックス、天井裏でくっつけて
そこから一本取り出して自動水洗用で取り付けるっていうような感じなんですけど、
内容的にはそんなに難しくないですね。

ただ住宅とはやっぱり違って、そういう施設のそういう分岐工事になると、
使うジョイントボックスとかもちょっと色々変わってきます。

基本的にはアウトレットボックスみたいな物を使って、
それ専用でジョイントボックスを例えば全ネジとかになるので全ネジというか、
その天井を釣ってる吊り棒みたいのがあるんですけどそれに専用で取り付ける金具があって、
そういうものでジョイントボックスをくっつけたりして配線するっていうような感じで、
同じコンセントを増やすでもそういう住宅とかその施設によって使う材料というのは全然変わってきます。

そういうところでいろいろ電気工事の経験しておくと、
独立した後にそういう仕事を取った時なんかは
すんなり理解できて分かりやすいんじゃないかなと思いますね。

やっぱり電気工事、本当にいろいろあります。
僕も前に記事書いたと思うんですけど、
電気工事は千差万別ということでいろんな同じようなことをやるにしても
建物の構造体によって色々材料とかも変わってきますし、
施工方法なんかも色々変わってきたりするので結構難しい面もあります。

電気工事はそういう面で壁に毎回ぶち当たるんですよね。同じことやらないから。
まあ同じことやる人も当然いますけど、例えば住宅専門でやってる方もいると思うんですけど、
基本は電気工事の業界で何か飯を食べていくっていう人は大体色んなことやってると思います。

そういうことを色々やっているその度に考えたり悩んだりするのでそういうところは逆に僕は面白いですよね。
だから電気工事やっている方で飽き性な方っていうのはある一定の仕事をやり続けるというのが難しい方は
電気工事士向いてると思うんですよ。

その電気工事でもいろんな種類がいっぱいあって、
色々考えて悩んでっていうことが毎回起こるので、
そういうところで飽きないっていう。
電気工事のいい意味での魅力なんじゃないかなと思ってますね。

昨日は最近住宅が多かったので、住宅から抜けて久々にそういう施設の工事やりました。
僕はどちらかというと、住宅とかあんまり慣れてないというか好きじゃないんですよね。

結構狭いところというか住宅のほうが面倒くさいっていうことも多いので、
一般の施設などに慣れてる人はそっちの方がたぶん楽なんですよ。

あんまり住宅とかと違ってある程度決まり事とか、決まってることが多いっていうのもあるし変更が少ない。
何しろ住宅って個人のお客様は一生に一度の買い物だっていう方が多いじゃないですか。

なのでそこに対して思い入れが強くなるなるほどやっぱりこう色々その住宅のことを工事している、
家庭の中で考えていく人っていうのは変更とかやっぱああがいいこうがいいっていうのが出てくるんですよね。

これはしょうがないことでそれに対していろいろ対応していかなきゃならないので。

逆に工事をする人、工事をしていく面ではぶっちゃけた話、
住宅よりやっぱり施設の方が電気工事でお金は稼ぎやすいと僕は思いますね。

経験上、あと金額もやっぱり大きくなっていくので施設は一気にやる。
それなりに時間は確かにかかると思います。
住宅よりはまあ時間がかかるんじゃないかなと思うんですけど、
それなりの金額が大きくなるのとそんなに手間というか変更とかそういうのがあんまりないので、
結構いいんじゃないかなっていう。

楽とは言わないですけどね。
楽とは言わないけどまあそれに慣れれば慣れただけ、再現性がちょっと強いものだと。
僕は電気工事の中だと一番再現性が強くていいんじゃないかなと思いますね。

住宅でも同じような同じメーカーでずっとくっついてれば再現性あるんでいいんですけど、やっぱりちっちゃいじゃないですか。
住宅規模ってどうしてもね、だから人によってですよね、本当に。

ほんと人によってですよね、慣れもありますし。
だから電気工事で食べていきたいなんて方は色々やって、
いつも言いますけどいろいろやって挑戦してみるってのが一番いいんじゃないかなって思ってますね。

僕が今回久々に医療系の現場に入ったんですけど、
意外にも僕がやり始めた一発目も大きい病院から始まって、
今までまあ請負でもそうなんですけど大きい病院のワンフロア受けたりとかそういうのやって、病院関係意外に多かったんですよ。

金額も良かったっていうのがあって工事一発やるだけで。
だから頑張ってその医療系とか老人ホームとかも多かったですけど、
そういうちょっと複雑な普通の電気工事やる方が嫌がるような、
そういう現場を逆に多くやってました。

多分、面倒くさいですよ病院って。
何が面倒くさいって医療機器が存在するので。
その医療機器って慎重に考えなきゃいけないものが多くて、特にアースがそうなんですよね。

医療アースっていうので、こう検索して調べていただくと分かるんですけど、
専用の端子と医療アースとか、あとは医療アースのターミナルボックスがあったりするんですけど、
それも別でアースをいろいろ集めて医療系アースという形で配線していったり、
取り付けしていったりとかしなきゃいけないんですよ。

結構面倒くさいっていうのがあります。
慣れてない方だと忘れちゃうとかね、やり直し食らっちゃうとかあったりするので。
そういうところもあるんですよね、医療アースっていうのは。

アースって聞くと前も話してたんですけど、
記事で、どこかのアースの話してたんですけど、やっぱ使うのD種とか使うじゃないですか。

よく電気工事のねテストで出てくるのはA種、B種、C種、D種みたいな感じで四種類出ますよね。
それ以外で別で医療アースっていうのは、ちゃんと設計してやって施工していかなきゃいけないっていうものがあったりするんですよね。

だからそういうのがあって病院って結構面倒くさいのもあるし、あとはあの無停電装置ですね。
発電機か、非常電源用回路。

これも別で引っ張るとかってありますね。
だからケーブルの色をよく変えてそれ専用で引っ張ってきて、コンセントも色付きのやつですよね。

医療用向けっていうか、医療用向けのコンセントっていうのがあるんですよ。
僕は赤い色しか使ったことないですけどまこれ緑とか、茶色とかもあったりします。
でも赤色が多いんじゃないかなと思いますね。

だから停電した時にこのコンセント使ってください、っていう目印になるので、
そういうコンセント非常用電源回路とかそういうのも別で引っ張ったりして、
別で引っ張ってくるとその分電盤もコンボ形で入ってるんですけど、
一般とその非常電源回路みたいなので別々の回路設計されているので、別々の配線をしていくとかね。

もう色々あります。本当にいろいろあるんですよね。
あとはメディカルコンソールとかね。

その病床によってそういう医療系だったら、
そのメディカルコンソールみたいのをくっつけてその中に一つの収納ボックスにして
そこで操作できるものを付けたりとか、それ用の照明器具とか付けたりするのとかいろいろこうあります。

病院は今も同じだと思うんですよね。
僕が一番最後にやったでかい現場も、障害者の病院でしたね。

そこは大きかったっていうか、一人で受ける規模では最後ちょっと大きいのやりましたね。
そこなんかはCTとか、放射線使ったりする部屋とかあるんで。
鉛を貼り付けて覆う部屋みたいなものを作ったりするんですよ。

だからプラスターボードとかもその鉛入りのボードを張ったりするので、
当然照明器具とかスイッチ関係とかコンセント関係も全部、鉛のボックスに。
僕はちょっと買ったりもしてたけど。

照明器具なんかはそういう専用ボックスないので作りましたね。
僕は箱を、大工さんみたいな型枠を作ってそれに鉛貼ってくんですよ。
めちゃくちゃ重い重いボックスになっちゃうんですけど、
専用で取り付けたりとかそういうこともやってましたね。

昨日久々にそういう施設に入って、
大した工事はしてないですけどそういうのをやりながら過去の自分がやってきたことを
ちょっと今ふと思い出してお話しさせてもらっちゃったんですけど。

電気工事で独立して色々やっていきたいって方もいらっしゃるかと思うんですけど、
長くやってるといろんな話が飛び込んできます。
その中で、できるできないっていうのも当然あるし、僕も工事しながら覚えたっていうのはあります。

そっちの方が多いですよね僕の場合。
修行して来た電気工事の会社を結局三年いなかったので、
二年と9カ月か10カ月ぐらいでやめちゃったので。

その後もその仲間内の電気屋さんとか先に辞めた親方の下で少しやらさせてもらったりとか
そういう中で自分で工事しながら勉強してって覚えてたっていうのも数多くあります。

色々そういうチャンスがあったら是非毛嫌いしないでね。
もし若い方だったら、特にそういう何か挑戦していくっていうのもいいんじゃないかなと思います。
必ず十年後とか二十年後に色んな意味で知識残ってますので。

特に苦労したことってやっぱり忘れづらいので。
何か楽しいこととか嬉しかった事とか、そういう自分にとってポジティブになる思い出より、
苦労した事とかのネガティブ系の方がねずっとこう思い出強いですよね。

僕らがそうなんですけど楽しい事とかあんま覚えてないんですよ。
本当にこれ苦しかったなっていう事ばっかりをずっともう覚えていってるので。

覚えてるというか忘れないですよね。
そういうところも自分の経験談の一つとかになったりしていつか役に立つするようなときが来ると思いますので。
ぜひ色々なんかチャンスがあったら挑戦してもらいたいなんて思ったりもします。

ということで今回はですね、
ちょっと昨日あったお話の中から僕のちょっとした経験談をお話しさせていただきました。

今週はもう終わりだと思いますけど、僕はちょっと今から支度して現場の方向かって
またサロンの中のリアルな現場、
今コメントでもメンバーさんからいただいたんですけど、
これちょっとずつちょっとずつって言うか大体20分ぐらいで切って投稿していますので、
飽きずにあの尺にして出していったほうがまだ面白いのかなっていうのもありますし、
そのぐらいの投稿の中で何か気になった事とか質問とかも、
答えやすいなと思ったのでああいう形で動画を上げていこうと思いますので、
またお時間あるときに見ていただければいいかなと思います。

よろしくお願いします。

それでは今日も一日ご安全に。

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