太陽光発電所で7トンのケーブルが盗まれた!

おはようございます!ヤザキ電気です1

今日は『太陽光発電所で7トンのケーブルが盗まれた!』というお話です。

ネットニュースで話題になっているので知っている方もいるかと思います。

群馬県の太田市にある太陽光発電所で7トンの電線が盗まれました。

7トン!被害額はなんと1300万円相当にあたります。

僕は電気工事でメガソーラーなどの工事も請け負ったことがあります。

他の電気工事でも幹線工事などで太いケーブルを扱った経験がありますが、7トンという重さは中々のものだと思います。

それを一晩で盗み出す。

用意周到な犯行で間違いありません。

少し探偵っぽくなってしまいました。(笑)

画像での確認になりますが、ケーブルの切り口はケーブルカッターを使用しています。

鉄のフェンスもキレイに外されています。

そしてハンドホールの中の幹線ケーブルをキレイに引き抜かれているところを見ると、かなり念入りに計画された犯行です。

僕自身も過去にケーブルの盗難にあったことがあります。

一番最初に盗まれたのは埼玉県の現場でした。

今でも忘れはしません!

幹線ケーブルではありませんが施設の配線をするために、VVFケーブルを20束くらい前日現場に積んでおきました。

そうしたら次の日、見事に何もありません。

細い弱電ケーブル以外は全て盗まれました。

あの時のショックはいまだに覚えています。

材料関係は自分で持ち出していたので、責任は自分にあります。

警察が入り現場検証をしましたが、当然、犯人は見つかりません。

過去、2,3回盗難にあっていますが、犯人は捕まったことがありません。

目次

盗まれることで2次災害がおこる

初めて盗まれたときは、まだ配線する前なので100歩譲って不幸中の幸いといえます。

配線したケーブルを盗まれるとやり直さなければならないので、それはそれで辛いです。

過去には配線したケーブルを切られて持っていかれたこともあります。

新品のケーブルが盗まれるとその日の仕事が無くなります。

何故か?

それは予定していた配線の仕事が出来なくなるからです。

応援を呼べば何もしなくても、日給を支払わなければなりません。

これが盗難にあった時の2次被害です。

今は、配線当日に現場搬入することが多いと思います。

僕も大きな現場で配線をするときは、必ず当日に搬入してもらいます。

本当は前日が理想です。

やはり当日搬入は電材屋さんの時間に合わせないとならない場合があります。

そうするとやはり時間のロスが出ます。

最近、様々なモノが値上げされています。

昔と比べさらに物騒な世の中になってきた気がするのは僕だけでしょうか?

今回の話とは違った話になりますが、危険という意味では「交通事故」もその一つです。

昨日現場終わりに30m先で小学生が車にはねられるという事故に遭遇しました。

幸いにも子供は意識があり、一人の男性が救急車をすぐに呼び、僕が警察に通報しました。

はねた運転者は90歳のおじいさんです。

車から降りて歩く際も、杖を使いながら歩きます。

「本当に運転適性検査をうけてるの?」って感じです。

最近の高齢化になるにつれて問題だと思うのは車の運転です。

僕の地域では車がないと本当に不便です。

高齢者から車を取り上げるのは現段階では不可能でしょう。

ですが今回の事故を目の当たりにして感じた事は、今の状況は軽視できないということです。

これを変えることが出来るのは行政の力だけです。

高齢者に優しい世の中つくりは賛成ですが、逆に高齢者が脅威になる世の中であることも忘れないでもらいたいです。

今は春の安全週間です。

自分に言い聞かせるために最後に記事を書きました。

それでは今日も一日、ご安全に!

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