おはようございます!ヤザキ電気です!
今日は『電気工事士はお客様に安心を売る仕事』というお話です。
先日、メンバーさんの質問に答えていた「エアコンのアース」の話や、朝礼で記事にも書いた「非常灯付きダウンライト」などの話をしました。
このような知識や情報は何につながるのでしょうか?
それは「お客様に安心を売る」ことが出来るようになります。
このことについて少し深堀していきます。
現代のお客様は頭がいい
最近の世の中は簡単に情報が手に入る世の中です。
SNSの使用率で、60代の方は6割、80代の方は4割の方が使用しているようです。
建築現場の60代の方も休み時間になればスマホを手にして、何かを検索したり時事ネタをYouTubeでみたりしています。
一般層の方も同じです。
住宅の電気工事をしていると感じることは、「お客様はよく勉強している」ってことです。
お客様がよく実践していることを3つほど挙げてみます。
1・スマホでいつでも検索できる
2・YouTubeを見てる
3・金額が知られている
僕が現場調査や工事に行くときは、この状態が既にあると思いながら伺うようにしています。
スマホでいつでも検索できる
現場で使われる専門用語や機器の名前など、今では一般の方でも一瞬で調べることが可能です。
たまに「電気工事士でもないのになんでそんな言葉を知ってるの?」って思うときもあります。
会話しながらスマホやパソコンで調べる方もいます。
僕はそんな経験から逆にわかりやすい言葉で説明することを心がけています。
専門用語を使い相手に調べさせる時点で「コイツ面倒くさいな」って思われるより、調べなくても話がわかる説明で安心感が生まれます。
よくあるのが「ブレーカーが落ちる」現場でお客様が「漏電」について調べている方です。
漏電を調べると、漏電=危険、火災などが連想されるキーワードが出てきます。
そのことをお客様が話されますが、「ナゼ、ブレーカーが落ちたのか」をわかりやすく説明し、解決することでお客様の信頼を得ます。
専門用語を使うことがプロではなく、「わかりやすい説明が出来る」ことがプロだと思います。
YouTubeを見ている
最近のYouTubeには様々なノウハウを説明している動画がたくさん投稿されています。
この記事を書いている僕もその一人です(笑)。
「まともなこと動画に挙げると仕事がしづらくなる!」とよくコメントで怒られました。(笑)
もちろん、批判されることはわかっていました。
ですが、僕が投稿しなくても他の誰かが投稿します。
そういう世の中です。
話を戻しますが、お客様ももちろんYouTubeを見ています。
特に先ほど話した「アース、漏電、ルームエアコンの真空引き」などのキーワードについての動画をよく見ています。
YouTubeでも話されている人もいましたが、「真空引きをしていない業者は詐欺です」って内容で細かく説明されていました。
ブログでも見かけます。
お客様も職人と同様に知識を手に入れているということを念頭に置いておくと、逆に話が盛り上がったりすることもあります。
その会話の内容で「信頼」が生まれます。
金額が知られている
昨今ECサイトが当たり前の世の中ですが、電気工事で使用する器具や材料まで事細かに出品されています。
特に目につくのが照明器具やエアコンなどです。
しかも安い金額が並んでいます。
そんなサイトをお客様も見逃しません。
見積もりの時点で比較されるのが当たり前です。
僕の場合、トラブルになることを避けるために先にネットで調べて比較してもらいます。
やはり材料屋から仕入れるルートでは値段でネットの商品に勝つことは難しいです。
なので僕から仕入れることで「メリットになること」を会話の中に盛り込んで説明します。
その内容でよく話すのが、何かあれば僕自身が対応できる事を説明をします。
ネットでは実現できない何かをアピールすることで「安心」を与えます。
まとめ
お客様に質問されたら、相手が納得する答えを与えることで「安心」や「信頼」を得ることが出来ると思います。
現代はあらゆる事がオープンになっていることを自覚して、発言や行動に移していかなければなりません。
人によっては面倒な時代ではありますが、一般的にはお金が掛からない便利な世の中になったのだと思います。
いつも言っていることですが、情報収集と行動次第でこの格差が広がるゼロサムゲームの世の中を生き抜くことが出来るのかなって思います。
それでは今日も一日、ご安全に!
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