おはようございます!
今日は『世の中を変えるかもしれないフィルム太陽電池』についてお話します。
「ペロブスカイト太陽電池」」って知ってますか?
次世代の太陽電池として注目されている太陽電池です。
非常に薄くて折り曲げることもできます。
最近の様々な商品は「軽量、薄型」という、うたい文句が定番になりつつあります。
照明器具やテレビなども「有機EL」を使用した商品が続々と出てきています。
スマホ画面の折り畳みタイプがいい例ですね。
有機EL自体が発光体となり折り畳みが実現しています。
そんな中、太陽電池もいよいよ薄型に!
「ペロブスカイト」という黄色い粉がポイントで、光が当たると効率よく電気を生み出す性質があります。
弱い光でも発電
縦横2㎝程度の小さな発電フィルム(ペロブスカイト)でも、夕方の弱い日光や室内のLEDライトの小さな光でも発電します。
写真の通り小さなモーターが回っています。
ペロブスカイトは従来のソーラーパネルに使われているシリコンよりも光の吸収が高いため、夕暮れや蛍光灯などの弱い光でも発電できるのが特徴です。
従来の太陽光パネルはここが問題で曇りの日だと発電能力が低下します。
発電量を見るとガックリです。
まだ太陽光パネルが出たての頃はお客様への説明が大変でした。
軽くて柔らかい
従来のソーラーパネルは重くて硬いため、太陽光の工事となるととても大変です。
それに比べてペロブスカイト太陽電池は薄くて折り曲げても大丈夫なので、住宅やビルの壁、曲面などあらゆるところに設置可能です。
想像するだけでも工事面でかなり楽になることがわかります。
作り方が簡単
ペロブスカイトの膜をつくるのに1分も掛かりません。
簡単に作れるので製造コストが非常に安くなります。
シリコンの半値で出来るのが魅力です。
ちなみにポーランドでは小型の製品に実装されているようです。
都市全体を発電所に
東芝は独自の特許技術を開発しています。
大型のペロブスカイト太陽光パネルを製造して、2025年の発売を目指しています。
「東京23区の建物の屋根や壁の一部にペロブスカイト太陽電池が使われれば、原子力発電所2基分に相当する発電量になる」
と話しています。
都市全体を発電所にして、どこでも発電できる施設があれば、災害時に電気を手軽に手に入れることができます。
これからおこる可能性が高い「南海トラフ巨大地震」など未知の災害に大規模で備える必要があります。
都市だけでなく地方でも同じです。
ペロブスカイト太陽電池のような簡易災害グッズを「一家に一台」が当たり前の時代になるのかもしれません。
それでは今日も一日、ご安全に!
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