現場初心者は分散学習帳がおススメ!

今日は『現場初心者は分散学習帳がおススメ!』って話です。

 

自分のスマホのアプリを見ていたら、ゼネコンの仕事を一緒にやっていた電気の代理人から年賀状を頂いたことを思い出しました。

 

差出人の代理人と出会ったのは、彼が中途採用の入社したてで現場経験がまだ浅いころのことです。

 

僕は彼の会社から仕事を頂いていたので、そこの部長さんから「面倒見てやってくれ、よろしく頼むな」と言われ、一緒に現場に入りました。

 

目次

つまはじきにされた社員

 

僕は現場を請け負っていた職人なので正直「なんで俺の現場につけるの」って感じで面倒だったことを覚えています。

 

僕はサラリーマンではないので自力で稼がなければなりません。

 

現場思考の温度差が違うことは目に見えてわかります。

 

彼は年齢が僕よりも3つくらい下で当時38歳でした。

 

年齢的にも既に微妙で性格も何か言ったら理屈で返してくるような面倒な人間です。

 

会社でも扱いづらそうなタイプでした。

 

なので部長もとりあえず現場に入れておけって感じでした。

 

それで僕に白羽の矢が立った訳です。

 

現場で必要とされる人は言われたことを確実に実行してくれる人です。

 

言われたことに対して屁理屈で返されると時間を無駄にする人間と思われます。

 

彼は後者のタイプなので、社員同士で面倒見切れずこのような形で現場に放り込まれました。

 

彼の会社は電気工事の代理人業なので基本作業はしません。

 

ですが現場で作業をして実務的な経験をしながら代理人業を学んでいけば、人よりも早く一人前になることは間違いありません。

 

でもこの性格だと、どこに行っても煙たがられるだけです。

 

まずは現場での姿勢から

 

この現場も電気工事だけで数千万円のお金が動く現場でした。

 

特に精神科の病院なので全集中で臨まないと厳しい現場です。

 

彼を専属で教育する時間はありません。

 

まずは現場状況の把握、現場に対する姿勢や考え方などから改善していくように伝えます。

 

彼もまた自分の行動や性格に悩んでいました。

 

そのことを誰にも相談できずにいたようです。

 

ですが同情している暇はありません。

 

泣こうがわめこうが現場は進みます。

 

一心不乱に立ち向かうしかないのです。

 

今時はやらない根性論ですが、このような現場には必要です。

 

効率がいい学習方法

 

彼は現場で教えたことをその場で手帳に書き込みます。

 

僕はその行動に対して「時間の無駄だからやめなよ」と言います。

 

僕が実践した中で一番効率よく覚えることができた方法を彼に教えました。

 

彼は僕よりも頭がいいことがわかります。

 

ですが時間の使い方に問題がありました。

 

現場の職人として参加しているのでメモしている暇はありません。

 

そこで僕は当時使用していたアプリを紹介します。

 

休憩中「分散学習帳」というアプリを説明して「毎日繰り返して使いこなしなよ」と話しました。

 

このアプリは自分が覚えたいことを記録させて時間設定で質問してくるアプリです。

 

忘れたころに問題を投げかけてくるので嫌でも目にします。

 

彼は地頭がよく数か月後には現場でも自分で進んで行動に移せるようになっていました。

 

2年後の今

 

彼は今では立派に電気工事の代理人を続けています。

 

今年届いた年賀状には「今でも分散学習帳を継続しております!」と書かれていました。

 

一つのアプリと現場での使用方法を教えて継続すると効果は必ず出ます。

 

僕自身も最近は使用していませんでしたが、久しぶりにアプリを開こうと思います。

 

それでは今日も一日、ご安全に!

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