独立や起業を考えている人
そんな声が聞こえてきそうです。
社員を増やして、利益も右肩上がり。
会社を立ち上げる方の夢や目標でもあると思います。
会社を大きくして収入を増やして周りから注目をあびる。
一般の人には味わえない優越感。
気持ちがいいでしょう!
しかしそれは個々の価値観だと僕は考えます。
実際に社員を入れて利益を上げて待っていたその先とは?
僕の実体験からお話します。
そんなことを言っている僕は、ネクタイをしていたサラリーマン時代を8年間経てこの業界に飛び込みました。
今では電工歴17年、一人で会社を立ち上げて自由に電気工事をしています。
この記事の信頼性の担保になるかと思います。
自由を手に入れたい!
会社にしてなぜ、大きくしていかない理由の一つ。
それは
それが一番大きな理由です。
電気工事をしながら自由を手にいれるってどういう事なのか?
掘り下げていきましょう。
電気工事をしながら自由を手に入れる事
転職してから17年以上この業界で仕事をしています。
長くもあり早くもあった。
しかし、毎日の現場で仕事を繰り返し過ごしていましたがいつしか
って思ってしまいました。
そして感じたのが自分の年齢。
今年で44の歳になる自分。
なんて言われ始めていますよね。
そうは言っても僕は100歳まで仕事で人生を費やすことはイヤだと思っています。
大体、80歳を平均年齢として今が折り返しの地点です。
そしてこの歳になって知ったのが
そう思いました。
年齢には勝てない
もう一つ感じたことは年齢。
転職して17年以上が経ちましたがやはり年齢には勝てないという事。
僕は基本現場を請け負うことが多いので、朝早くから現場の段取りが始まります。
そして朝の朝礼前にささっと済ませて、一日の始まりです。
現場での電気屋は工期が迫ると仕事を詰めていかなければなりません。
現場が少しでも遅れると仕上げ業者にしわ寄せが来ます。
当然最初から最後までからんでいる電気屋はもちろん、あおられます。
電気屋をやっていてココが一番つらいところです。
それでも何とか仕上げるのが電気屋。
建築にあおられ、残業しまくって現場を仕上げる。
40歳を超えると日々の仕事がつらくなり、自分の時間をつくっても体を休ませることに使ってしまう。
本当はもっとやりたいことがある、もっと時間を他のことに使ってみたい。
自分で行動をおこすことで何がおこるのか、どんな変化が生まれるのか知りたい。
そんな葛藤の日々を過ごすことが多かったですね。
そしてもっと自由にやりたいことを仕事にできないのかを考えます。
もちろん、電気工事も好きです。
この仕事は体が動き続けるまである程度はやると思います。
なのでこの電気工事を活かした何かが出来ないのかを考えます。
そこで、思ったのが今では当たり前のように使われているSNSなどを利用して電気工事を活かした事業が出来ないのか?
そう、思うようになりました。
要は電気工事にスモールビジネスなどを取り入れることが出来ないのかって考えてみました。
その一つがYouTubeです。
電気工事のノウハウはある程度身についている。
なのでそこを活かしてみよう。
そう考えました。
そして今も試行錯誤で実践中。
会社を大きくして楽をする?
そんなことも思われるでしょう。
僕もそう思います。
っていうか、実際に社員を入れたこともあります。
そして会社も大きくしていこうと思った時期もあります。
しかし結論からして失敗。
僕には合っていませんでした。
人を指導することが向いていなかったと思います。
そう思いました。
ナゼなら時間があり余裕があるから。
それに会社のことや現場のことを考えなくていい。
要は、まったくストレスがないストレスフリーだからです。
折り返した人生を考える
僕はこの先40年、しかもしっかり体が動くとしても20年だと思っています。
その20年間、また同じことを繰り返していくのかって事に疑問を持ちました。
ストレスになるくらいの疑問をもって働いていくなのら新たな挑戦をしてもいいのでは無いのか?
そう思い、行動に移します。
去年のコロナショックを皮切りに建築現場を減らしてYouTubeの台本、撮影、編集、全てを自分一人で初めてみました。
それと同時にマーケティングやSEOなど今まで目をむけたことが無いことにチャレンジしています。
今では昔と違い、様々なプラットフォームを活用することが出来ます。
それを学び使うことで自分がやりたいことへの一歩になると信じています。
人生の折り返してからの新たな事への挑戦も悪くはなさそうです。
始めたばかりで結果は出ていません。
でも、楽しい。
こんなオヤジが気持ち悪いこと言っていると言われるかもしれません。
しかしそんなたわ言は無視です。
結果はどうなれ、ただ前に進むだけです。
結果は勝手についてくると信じます。
結果報告をまたヤザキ電気ブログに書き記すことが出来ることを信じて。
一人で仕事をしていくとリスクが少ない3つの理由
リスクヘッジなんて言葉をよく聞きます。
簡単に言うと危険に備えるって感じです。
今回お話する3つの理由は危険というより、失敗をしないようにって言った方がいいのかもしれませんが僕が実際に行っていることですので参考になればと思います。
一人で仕事をしていくとリスクが少ない3つの理由
-
・常に現場(社員のタメの現場)の事を考えないで済む
-
・経費などを必要最低限に調整が出来る
-
・支出を少なくすることで利益を上げなくても十分に会社は成り立つ
この3つです。
それでは1づつ掘り下げていきましょう。
常に現場(社員のタメの現場)の事を考えないで済む
社員を雇っていれば遊ばせておくわけにはいきません。
常に現場の進捗状況を把握しておく必要があります。
これは経営者にとって当たり前のことです。
出来れば仕事をかぶせておきたいですね。
それもタイミングよく。
タイミングが悪いと最悪で人手が足りなくなり現場はバタバタで火の車です。
なのでそこのところが経営者の腕の見せ所って感じでしょう。
しかし、一人で仕事をしていると仕事がなくて困るのは自分だけなのでとりあえず自分のことを考えていれば問題ありません。
電気工事で独立を考えている人であれば電気工事士としての技術は備わっているだろうし、現場で職長クラスの頭をはれる人であれば2,3人分の生活費を稼ぐことは全然可能です。
本人のやる気の問題だけなのです。
仕事を探す方法を考えます。
今の時代、仕事と業者をマッチングさせるサイトや会社は多数多くみられます。
それだけお互いに需要があることだと思います。
サイト利用には多少の手数料が発生するかもしれません。
しかし、先のことを考えれば許容範囲だと思います。
やってみて自分に合わなければ辞めればいいので、気楽に試してみてもいいと思います。
僕自身も実際にやっています。
軌道に乗ってしまえばそれも必要になくなるので気楽に考えています。
仕事の探し方の記事もこちらに書いてありますので参考にして見てください。
[sitecard subtitle=関連記事 url=https://yazakidenki.com/no-electrical-work/ target=]
経費などを必要最小限に調整ができる
一人で仕事をしていると経費をあまりかけずに調整しながら仕事をこなしていけます。
要は節約です。
ココでサラリーマンをしていた僕が社員だった時代、ある程度の材料や工具は
と決めて経費で落としてもらえばいいなんて、身勝手なことを思っていた時があります。
まだ、若く経理のことなどわかりもしないし会社の経営に関することなど微塵も思っていませんでした。
しかし今になって自分が会社を経営する立場になってわかることがたくさんあります。
確実に言えるのは経費は押さえれば押さえるほどいいでしょう。
なので、一人で会社を運営していれば何とか節約しながら仕事ができます。
支出を少なくすることで利益を上げなくても十分に会社は成り立つ
会社を立ち上げてよく耳にするのが
って言われる方もいます。
僕はそんな風には思いません。
そこに関しては個人の価値観だと思います。
支出を少なくしてある程度の売り上げがあれば電気工事の会社を継続することも可能です。
そしてコロナショックのような有事の際には国からの補助もでます。
一人であっても会社なので個人の補助よりも会社規模で保証されます。
会社にしておくことは保険のようなものでもあります。
そう思われるかもしれませね。
これは僕個人のことなのですが会社にしたのは「会社設立」が僕の一つの夢でもありました。
そして僕の考えは会社設立と同時に「建設業許可」も一緒に取る事でした。
会社設立と建設業許可をセットで進めるにはいくつかの条件が必要になってきます。
あと、お金もかかります。
僕は4年前にとったのですがこれからの建設業は「信用の具現化」が重視されると思っていたので投資だと思い取得しました。
案の定、500万円以上の物件だけではなくそれ以下の小さなものも「信用」をつけて仕事をしろという形になってきました。
具体的に言うと政府が
って事だと思います。
その中の一つが「建設業の許可」だと思います。
日本って国ならではのことですね。
何か保証がないと挑戦できないって感じでしょうか?
なので一応先読みしていたことでチャンスがいくつか転がり込んできたので、そのチャンスを物にして上手く利益を出すことも出来ました。
その利益の税金対策も会社を設立していたおかげでお金を残すことができました。
そのお話はこちらの動画でお話させて頂いています。
以上の3つの事を意識しておくとリスクも少なく会社運営は可能だと思います。
そして前半に話したスモールビジネスを取り入れて新規開拓していくことが個人的にはおススメです。
電気工事の現場は一人の力では限界がある
当然、電気工事をしてお金を稼いでいくには一人の力では限界があります。
どんなに実力のある電気工事士でも一人で大きな利益を上げ続けていくのは至難の業でしょう。
そんなとき、信用できる仲間に頼り利益を出せるときに出す、そこをしっかりと考えていくと一人でも十分にやっていけると思います。
僕は現場を主体としてやっていくことはあまり考えていません。
今やりたいことを出来るときにやっておこうと思っています。
あとで、「あの時やっていれば」とか悔いを残すことだけはやめようと心に決めているからです。
これは個人の価値観というのか性格というのか判断がつきませんが、頭が悪いのであまり深く考えていません。
考えても先に進まないのでとりあえず行動しています。
これまでもそうやって転職したり会社をつくったりしてきました。
そして今は、人生の折り返し地点。
若い方にまじって新たなスタートをきりました。
若さが無い分勢いはありませんがマイペースでやっていこうと思っています。
これから何かに挑戦しようとして失敗が恐くて不安と戦っている方がもしいたなら、こんなオヤジからのアドバイスです。
人生での最大の失敗は悔いをのこして命を落としてしまうことです。
それ以外の失敗はどうにでもなると思います。
僕の母親は僕が2つか3つのときに他界したそうです。
他界した母親は当時23歳だったそうです。
もちろん、僕には記憶はありませんし声も顔も知りません。
僕が二十歳を過ぎたころに母親のお姉さんから聞いた言葉が
「子供たちを残していくことが一番悔いがのこる」
と言っていたそうです。
あきらめずに挑戦し続けていれば、思うようにいかない事もいつかは思い通りになるかもしれない。
成功すれば最高、しかし成功に近づくだけでも最高だと思います。
命ある限りは本当の失敗なんて無いのかもしれませんね。
いかがでしたでしょうか。
最後はつまらない話をしてしまいましたが、会社を大きくするもたくさんのお金を稼ぐにするもそれは個々の価値観だと思います。
自分は何を頭に描き何をしたいのかが重要なことだと僕は思います。
どうでしょう?
みなさんは今の自分に満足していますか?
満足していれば最高、そうでなけれは小さな行動からはじめて見てはいかかがでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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